新型出生前診断を受けることについてご紹介します
新型出生前診断を受けるタイミング
出生前診断を受けられるタイミングは選択する検査の方法によって異なっていますが、比較的新しい手法である新型出生前診断(NIPT)については妊娠10週目以降、分娩の直前までであればいつでも受けることができます。
しかし、10週目から分娩直前までというのは30週間前後もあって非常に範囲が広いため、妊娠中の人の中には新型出生前診断を受けるタイミングがわからないという人も少なくないでしょう。
新型出生前診断は、妊娠10~15週までであれば対応している医療機関ほぼ全てで受診することができますが、16週目以降からは15週目までと同様に申し込むことができる医療機関と、他の出生前診断を選択することになる医療機関に分かれるようになります。
妊娠から10週が経過したら、できるだけ早く新型出生前診断を受診する時間をつくるべきですが、仕事などでそれがなかなか難しい場合は病院の医師と相談して受診する時期を決めるようにしましょう。
新型出生前診断を受けるのに適した時期とは
妊婦さんの血液中に含まれている胎児のDNAを調べる新型出生前診断を受けることを考えている人もいるでしょう。
胎児の13と18、それに21番染色体の数や異常がないか調べることによって、染色体異常症の可能性を知ることができるため、近年注目を集めているからです。
しかし、それに適した時期はいつなのか疑問に思う人もいるかも知れません。
活論から言うと、新型出生前診断は妊娠10週以降に受ける検査です。
そして検査を受けてから結果が分かるのは1週間から2週間後になります。
ちなみに羊水検査が受けられるのは、一般的に妊娠15週から18週のあいだです。
そのため新型出生前診断を受けてその結果によって、必要なら羊水検査を受けようと考えているのであれば、18週を越えてしまわないようにする必要があるでしょう。
新型出生前診断の結果が分かるまでに1週間から2週間かかることを考えて、逆算して時期を決めるようにするのがおすすめです。